最初は保育棟を建築してもらった設計会社から、水槽を設置するなら知っているところがありますよと紹介してもらったのがきっかけでした。設計会社が紹介してくれた所なので安心かなと思いました。
今現在、幼稚園というのが、従来の3~5歳児の下に、幼稚園接続保育といって2歳児の学年を持つことが一般的になってきています。その園児たちのほとんどが親元から離れて、初めて他の人と関わりながら生活をするようになります。その中で園児たちは大きな不安を抱えながら知らない世界に飛び込んでいくので、寂しくて泣いてしまったりする園児が非常に多いです。実は、アニマル・アシステッド・セラピー※という効能が世界的に評価を受けており、そういうのを知って、それで取り組んでみようと思いました。それと、園長がとにかく水に関わる保育環境の設置をしたいという希望が元々あったため、スムーズに設置へと進んでいきました。
※アニマル・アシステッド・セラピー・・・・動物との交流による心理療法。教育施設、病院や介護施設などで、動物とのふれあいによる精神的影響を治療に役立てること。
水槽を設置した直後から現場の保育士さんから多くの声が寄せられました。 泣いたり、不安になっている園児を、水槽の前に連れて行くと、最初は泣いているのですが、涙を流しながらでも目でじ~っと魚を追っかけたりすることで、気持ちが徐々に落ち着いてきて泣き止んだり、笑顔を見せてくれるようになるそうです。また、水槽自体が日常生活に無いものなので、すごく楽しそうに眺めたりと、そういう様子が多くみられました。水槽があるとないのでは全然違うのでその変化というのはすぐに表れました。
一番大きな不安は、専門知識がないので、水族館に見に行くのと違って、それを維持していくというのが不安でした。ただ、アクアレジェンドさんのHPを見たり、お話させてもらうと、とにかくエサをやるだけで他はすべてお任せできるというのが分かって、その一番の不安が解消されました。
メンテナンスについて非常に満足しています。
あと、私自身がすごく、安心できたり、心地よかったりしたのが、水槽を設置してから、水槽内の説明があったことです。具体的な水槽設置からどのような事が起こるかが前もって聞いていたので、慌てることなく対応する事ができました。 水槽内が落ち着かない間は非常に手厚く対応してもらい、安定すると定期的なメンテナンスにて対応して頂いたため、ものすごく安心して進められました。
水槽のある保育棟で生活している園児たちは、言葉というより、様子で楽しさや効果がはっきりわかります。また、その園児を保育棟に送り届けるお世話役の年齢の高い園児たちも、『こんなお魚さんがいたよ~』とか、『また見に行きたい~』とか先生と話をしたりしています。さらにそれを聞いた別の園児達が『水槽見に行く~』ってなってクラスごと見に行ったりしています(笑)あと、実は先生のほうも興味があって見に行ったりしているみたいです。
子どもたちは水槽の中の魚に興味津々で、先生方も水槽の様子を細かく観察していただいており、気になることがあれば声をかけていただいております。 アニマル・アシステッド・セラピーという言葉の通り、子供が見て楽しむことができる水槽づくりを目指していきます。 これからも喜んでいただける水槽づくりを提供させていただきます!